補助公共 社会資本総合整備(活力・一般)(分割2号)(仮称)新鏑川橋下部工(P3橋脚)工事
- 発注者
- 群馬県知事
- 工事名
- 補助公共 社会資本総合整備(活力・一般)(分割2号)(仮称)新鏑川橋下部工(P3橋脚)工事
- 工事場所
- 高崎市木部町外地内 山名工区
- 完成年月
- 平成29年1月
- 工事概要
- P3橋脚
H=16.8m V=346.1㎥
ケーソン基礎
H=5.5m 矩形6.0m×10.0m
新鏑川橋で、はじめて河道でニューマチックケーソン工法の施工を行った橋脚です。
ニューマチックケーソン工法とは、地上で鉄筋コンクリート製の函(躯体)を構築し、躯体下部に作業室を設け、ここに地下水圧に見合った圧縮空気を送り込むことで、地下水の侵入をふせぎながら、作業室内で地山を掘削・排土して、躯体を沈下させてゆく工法です。
河川の橋脚は川の流量が少ない渇水期に工事を行いますが、今回は年間を通して水の流れる「通水部」での作業となりましたので、川の流れを替える「瀬替え」を行いました。
また、コンクリートの表層品質の向上を図るため、「コンクリート浸透形表面養生材」や、「保水シート」を使用したコンクリートの養生を行いました。
保水シートを設置することで、ケーソンの沈下掘削中においても、コンクリートの湿潤養生を継続することが可能となり、コンクリートの品質確保並びに耐久性の向上を図ることが出来ました。