大変な現場こそ気遣いを持って
先輩から後輩へ仕事を循環させる

2023年入社 土木部加納 かえで

2018年入社 土木部橳島 知希

やってみて初めてわかる憧れの仕事

橳島「建設の仕事がしたくて就職先を探していた時、たまたま近所に住んでいた今の上司に相談したところ、“ウチに来れば?”と誘ってもらったのがきっかけで入社しました。やりたかった仕事ではありますが、外から見ていたのと、実際にやってみるのとでは全然違って、最初は戸惑うことも多かったです」

加納「私は中学生の頃からものづくりに携わる仕事がしたいと思っていて、高校卒業後に大学に行く費用を稼ぐために2年間就職しました。大学に入り直して建築や土木の勉強をして就職したのですが、最初は施工管理など、大学で学んだ建築をベースに仕事をしようと思っていましたが、土木の現場を見学する機会があり、そのスケールの大きさに圧倒され、土木部を希望しました」

経験値がものをいう現場での判断

加納「私は今年1年目だったので、現場では覚えることだらけで大変でした。現場で仕事道具の準備をしたり、記録用の写真を撮ったりするのも、最初はどんなふうに撮ればいいかわからず、先輩から撮り方のコツを教えてもらってひとつ一つ仕事ができるようになっていった感じです。特に夏の現場が暑すぎて、外仕事の過酷さを思い知らされました」

橳島「あの現場は暑かったね(笑)。この仕事は現場現場で状況が違うので、その場の判断が大事になってきます。前にやった仕事でうまくいったからといって、それが今回も通用するとは限らない。だからこそ、経験したスキルを自分なりに考えて出していくことが大切ですし、どれだけ大変な現場を経験したかで、問題解決の方法やスピードが変わってくる。そこが、大変だけど一番やりがいを感じる部分でもあります」

先輩の良いところを後輩にも伝えたい

橳島「今、色々と教える立場にいますが、自分が新人だった時に先輩から教えてもらったことがベースになっています。そこに自分なりの意見や経験値は加味していますが、現場で仕事を回していると、悩んでいる時間がもったいない。なので、聞きやすい、教わりやすい雰囲気作りには気をつけていますね」

加納「色々と気にかけてくれるだけでなく、指導をするときの伝え方が上手な先輩が多いです。ただ“わからなかったら聞いて”だけだと、どのくらいわからなかったら聞けばいいのかわからなくなる。でも、“時間がもったいないから”って言われたら、ちょっとわからないことでも聞いていいんだって思える。そういう気遣いがありがたいです」

田畑建設で働くメリット

加納「仕事面では本当に親切にわかりやすく指導してもらえているので、後輩ができた時に自分もそうやって教えられる先輩になりたいと思います。それと、ワークライフバランスを取りやすいのも、私にとっては大きなメリットです。有給休暇が取りやすく、プライベートの時間も確保しやすい。資格取得の相談など、自分のキャリアについても先輩や上司に相談しやすいです」

橳島「ICTを使って現場を管理したり、新しいテクノロジーを使って仕事をしたりしていくことに関しては、積極的に取り組んでいる会社だと思います。今はまだ導入されたばかりで使いこなせていない部分もあると思いますが、今後、今以上に人間の負担を軽くして、働きやすい環境を作っていけると思います」